三脚三昧

三脚の伝道師森泰生先生による三脚使い方講座です。実践で使える三脚使い方テクニックを紹介いたします。今まで、店頭でしか読めなかった記事を、三脚三昧.comでご覧頂けるようになりました。店頭では、最新号フリーペーパーを無料で配布しております。是非、店頭にもお越しください!

Posts tagged "花"
シャコバサボテンの花

シャコバサボテンの花

 撮影状況の写真には、鉢全体が写っていて、決して立派な咲き具合ではない、むしろ貧相。昨期、花のあと、植えかえたのに、精力を回復するまでに至らなかったのである。でも、花をアップしてみると、きれいだ。正面からみると、奥行きがある花だから、真横から狙った。 雲台にプレートをつけた。カメラ自身を被写体に近づけたり遠ざけたりしたいから。バックと、花とカメラの距離を、調整することができる。バックには紺色のシャ […]
ギイチョッチョ(イチモンジセセリ)

ギイチョッチョ(イチモンジセセリ)

 初韮はうまい。春、伸びはじめた葉を初めて刈る韮だ。雑草もまだ幼いから、切出しナイフで根元から切り取る。切り取った断面には、根が吸いあげている水が露のように湧きあがる。韮は独特のにおいがするから、嫌いなひとも少なくあるまいが、私は好きだ。強い野菜で、10日もするとまた刈り取れるほど葉は伸びる。初韮のうまさは、やわらかさと甘さだ。サッと湯がいて鰹節をかけてもいいし、お汁の実、とき玉子を落としてもうま […]
オニグモ(その2)

オニグモ(その2)

 8月のある朝、新聞をとりにでて驚いた。巣になにかかかっている。鳥だ。鳥ではないか!クモの巣に鳥がかかっている。動かない。生きているのか?クモはいるのか?いや、カマキリがいる。まず現場写真。トリの命にかかわることだから。すかさず、棒で巣糸をたぐり、トリを掴んだ。生きている。糸でベトベトでもない。大丈夫そうだ。カマキリが鳥の肛門あたりに喰いついている。ここは羽毛がないからだろう。答えるわけもないトリ […]
『ツルボ』

『ツルボ』

 ツルボ、名前の意味は不明、と牧野富太郎博士はおっしゃる。ユリ科である。初秋、気の早い栗のイガが弾ける頃、その木の下一面に、あるいは明るい草地にまとまって咲く。花穂がすっと伸びて、薄紫色の花が下から順々に咲いて、目立つ。上のほうの花が開く頃は、先に咲いた下方の花が萎れてしまう。下の花の咲き始めが見頃である。  写真は、9月中旬、入間川周辺の公園で撮った。モジズリの時もそうだったが、今回も、撮った翌 […]
『目の位置にカメラを!』

『目の位置にカメラを!』

とゆりが咲いた。何年か前、球根を新聞販売店からもらった。丈が2メートルにもなる。白い大輪が咲くから、カサブランカだろう。だとすれば祖先は、日本のヤマユリだ。ヤマユリの花には、小豆色の小さな点がいくつもある。華やかだ。もらったゆりにはそれがない。ヤマユリはいい香りがする。カサブランカも、ヤマユリと同じ強い香りがする。    花の美しさは、開花直後だろう、雄しべの葯がまだ開ききらないときがい […]
『カメラ低位置:エレベーターを逆につけなおす』

『カメラ低位置:エレベーターを逆につけなおす』

 タケの花は、地味である。寄れるだけ近寄って、大きく写したい。しべが伸びで花粉を出す時間も短いから、黄色いおしべの葯が新鮮なうちに撮りたい。花は細身で、画面占有面積が小さいから、目立たない。絞りを開けて、被写界深度を浅くし、背景をボカす。花よりもバックが暗くなる位置を探したい。花穂とカメラを極力平行にできる位置を工夫する。これがなかなかむずかしい。不自然な姿勢が苦しい。苦しい姿勢をしながら、構図選 […]
『高い樹の花を撮る ~ゆりのきとたいさんぼく~ @狭山市智光山公園』

『高い樹の花を撮る ~ゆりのきとたいさんぼく~ @狭山市智光山公園』

 両方とも、もくれん科、樹高15mを超えるものもある高木。5、6月花が咲いても近くで見ることが難しい。いきおい望遠レンズに頼ることになる。カメラ位置もできるだけ高くしたい。花に近寄りたい。背丈の高い三脚といっても、一般的には1m7、80cmが精々だし、それもエレベーターを目一杯あげての事だから、それ相応にしっかりしたものが欲しい。脚の据え場所や据え方、エレベーターの様子にも目をやって頂くと、状況が […]