28/200のズームレンズを使うには、ちょっと細身の脚である。なぜ細身を承知で使うのか。まず軽いから。三脚は、気軽に持って出られなければいけない。950g、パン棒のない小型の自由雲台つき。ケースがなくても片手でつかめる。縮めて55cm。

 その割に背が高い。145cmの3段。首を少しすくめればファインダーに目が届くから、アイレベルに近い。

 脚をしっかりひろげれば、ぐらぐらは減らせる。それに、写真を撮るときにぐらぐらゆすったりしない。エレベーターをあげても、不安感はない。シャッターは、定石どおりレリーズで切ろう。内臓のセルフタイマーという手もある。要するに細身の頼りなさは、使い方で補えるのだ。

 右側の脚を縮めれば、画面の右側が下る。左側なら、左の画面がそうなる。手前の脚を縮めれば、レンズは上を向く。脚の長さを調節することで、操作箇所の多い三
動作分離方式の雲台同様に使える。いや、それ以上細かく精密に調整可能なのだ。ファインダーを通して被写体をみながら、傾きの修正ができてしまうのである。

 木枯らしが吹いていて、画面一杯に落ち葉が舞う。そんな一瞬を撮りたいとおもう。しかし、期待ははずれた。鯉狙いや、カワセミの餌にオイカワを釣る人がいる。散歩の人達が釣果を話題に、しばし佇む名もない橋。常連はここを年金橋と呼んでいる。

 

ポイント


エレベーターをあげても、不安感はない。シャッターは、定石どおりレリーズで切ろう。内臓のセルフタイマーという手もある。要するに細身の頼りなさは、使い方で補えるのだ。


 

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