真上からものをみおろす角度からの撮影をいう。ひとつは突っかけを撮ってみた。新聞や郵便物をとりに行くときに履く。ゴミを出しにゆくときも、車庫や家の前の道を掃くときにも履く。玄関も通用口も共通だから玄関に脱いである。そこに置くにはちと寂しくなってきた。なにより転んで怪我はしたくない。

 新旧入れ替えついでに並べて撮った。旧いのを買った店に、同じブランドのものがあったのは嬉しいではないか。まえは、黒色のLサイズだったが、今度は濃いブルーのLLにした。店員が推すとおり、履き心地がいい。

 撮影は、エレベーターを上下差し替えてさかさまにした。レンズを真下に向ける。雲台に、直角を示す指標があると仕事が楽だが、このモデルにはそれがないのでもの足りない。設計者が、自分でこういう撮影をすれば、イヤでも不便さに気づくだろうに残念である。

 もうひとつの被写体は、クイックシュープレート。寸法が同じだから、姿が違っていても共通に使える。赤いマークのあるほうが新しく、値段も少し高い。カメラを取り付けるとき、針金のようにみえる金属手がかりを起こして、カメラネジをカメラにねじこむ。コイン不要。その金属手がかりをよくみると、旧型は断面がまるいままだが、新型は一部をつぶしてある。倒れているものを起こしやすくする工夫だ。(ボールペンが指しているところ)ほんの少しのことだけれども、気配りが感じられて嬉しいではないか。不要な反射防ぎにPLフィルターを使った。

 この真俯瞰撮影は、L型金具を使った。エレベーター下端にネジがあるタイプの三脚だから、そのネジにL型金具を締結して、レンズを真下に向けた。しっかりしたL型があれば、三脚の用途活路は確実に広がるだろう。メーカー関係者の真剣な取組を期待したい。エレベーターの下端にネジを設けたモデルは、雲台をエレベーターの上から下につけかえることもできるはずだ。

 クイックシュープレート俯瞰に使った脚のエレベーターは、クランク駆動式だ。画面一杯にプレートが写る位置の調節や合焦に便利である。一方、エレベーター逆付け可能式は、逆さ付けは勿論、エレベーターパイプそのものの回転がきけば、高さ調節と同時にレンズの方向選択ができる便利さもある。どちらのタイプであれ、最も大事なことは慣れることである。

ポイント


エレベーター下端にネジがあるタイプの三脚だから、そのネジにL型金具を締結して、レンズを真下に向けた。しっかりしたL型があれば、三脚の用途活路は確実に広がるだろう。


 

 

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