とゆりが咲いた。何年か前、球根を新聞販売店からもらった。丈が2メートルにもなる。白い大輪が咲くから、カサブランカだろう。だとすれば祖先は、日本のヤマユリだ。ヤマユリの花には、小豆色の小さな点がいくつもある。華やかだ。もらったゆりにはそれがない。ヤマユリはいい香りがする。カサブランカも、ヤマユリと同じ強い香りがする。

 

 花の美しさは、開花直後だろう、雄しべの葯がまだ開ききらないときがいい。これが開くと、花粉が出る。花粉は衣服につくと厄介だから、お店の切花は、しべをむしりとられて哀れだ。花が壊されたようにおもえて仕方が無い。写真の花粉は悪さをしない。しべは花のポイントだからないのは不自然、あってあたりまえである。

 きれいな花を吟味する。それが美しくみえるのはどこか、離れてみるのか、寄ってみるのか、吟味が続く。花との距離、花へのカメラの角度を決めれば、そこへ雲台がくるように、脚をたてる。ここがいいと決めた自分の目の位置に、三脚に載せたカメラをもってくるというべきか。ファインダーをとおして被写体をみながら、三脚の調整ができれば、三脚を使っているといえる。脚を調整するために、目をファインダーからはずして、脚の操作箇所をみるのでは、三脚に使われているのである。三脚扱いにも、ブラインドタッチが不可欠なのだ。

ポイント


脚を調整するために、目をファインダーからはずして、脚の操作箇所をみるのでは、三脚に使われているのである。三脚扱いにも、ブラインドタッチが不可欠なのだ。


 

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