レッテルには洒落たものがある。「世界一」を謳うバーボンウィスキージムビーム、七世代の肖像画に目がとまった。レッテルがいいと、味もよかろうと、つい思ってしまう。それで、買ってみた。すると、割引クーポンをくれた。これを出すと、もちろん期限付きだが、一本50円値引きするという。リーピーターにしようというわけで、このあたりの仕掛けも世界有数かもしれない。

どこからビンを眺めたらいちばんきれいにみえるだろう。LEGACAY七世代の誇らしい顔々と、世界一よという商品盤面を一緒に画面に収めたいではないか。ビンをカメラに対してほぼ45°に置いてみた。近接撮影で、しかも奥行きのある被写体だから、絞りたいが絞りに絞って深度深く、文字がしっかり読めるだろうか。凹凸のある紙の質感も出したい。マクロレンズにしよう。

撮影場所は明るい窓辺や逆行気味。白いレッテルの表面がテカってはいけない。でも、今回、PLは使わない。三脚はアルミ管時代のジッツォ。脚の取付がとてもしっかりしているので、一度きめた三脚の位置は、カメラ・レンズの操作で不用意に動いたりしない。開脚角度が勝手に変わらない。こういうところが使える三脚の大事なポイントなのだ。

雲台の、カメラ締め付けナットをゆるめて、カメラ固定を解除する。レンズを左手で押さえている。パンボーを半時計方向にねじってゆるめる。そのパンボーを右手で上下に動かしてみる。レンズがウィスキービンから外れないようにして、画面のどこに被写体を収めるか、ファインダーで確認しながら、操作する。被写体をとらえつづけながら決めてゆくのである。作例がその結果だ。
三脚の写真左スミの銀色は、レフ板代わりに作った保冷袋。三脚を使うと、手があくから、光のコントロールもできる。やわらかに反射光が利いて、三脚をはっきりさせた。壁にうっすら映る脚の影から、その効果がわかるだろう。

ポイント


脚の取付がとてもしっかりしているので、一度きめた三脚の位置は、カメラ・レンズの操作で不用意に動いたりしない。開脚角度が勝手に変わらない。


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