サボテン科クジャクサボテンの仲間である。今夏開花は7月初旬。夜8時ごろに花は開ききり、日付が変わるころから萎み始める。短命薄命。花は香りが強く、大きい。ハッとするほどの白さが目立つ。茎はしかし平べったく。樹形は整わずにだらしなく。格好悪い。それで鉢に篠竹をたて、茎を誘引したり、しゅろ縄で囲ってやっと全体の形を整えるなど工夫している。

開花が近づいたつぼみの形はフラミンゴの首を連想する。つぼみの写真は、開花する日の正后、そして開いた花は夜8時、先を垂らしてつぼみのようにみえるのは、翌朝10時の様子だ。一説に、花はたべらるという。しかし、どうやって食するのかわからない。塩でかるく揉んで酢のものにするのだろうか?ご存知の方教えてください。

夜の撮影にはフラッシュを使った。花までの距離が近いので、露出オーバーにならないように注意する。しかし、真白な花びらだから、いきおいオーバーになり、細部偵感描写に不満が残る。少し加減して露出をアンダー気味にすると蕊などはっきり写りはする。けれども、肉眼に感じるあのハッとする純白さがでていない。灰色がかってしまう。もっと研究する必要がある。白はむずかしい。

フラッシュを必要とする暗い中での撮影だから、構図決定、ピントあわせに懐中電灯を使った。必要も無いものを画面にとりこみ、邪魔なるものを排除する画面整理。とはいえ、被写体たる花が、暗いからよくみえない。片手でカメラ、残る一方の手でライトをもつ一人二役は到底ムリだから、カメラは三脚に持たせる。私は、ライト持ちとファインダーのぞきに専念して構図を決め、ピントを合わせる。大きな三脚を使った。暗い中でのカメラ操作は安心である。いったん決めたカメラ位置を、重い三脚はガンとして守ってくれるから。カメラ、レンズ、フラッシュの操作調整ができる。露光時間はきわめて短いから、いわゆる手振れの心配はない。三脚の主任務は、構図選択、画面整理、構図維持なのだ。

ポイント


三脚の主任務は、構図選択、画面整理、構図維持なのだ。


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