ガクアジサイが咲いた。車庫の奥、モクセイの脇の隙間、あまり日当たりの良くないところだ。株の大きさの割に今年はたくさんの花をつけた。やっと両性花(細くみえる花)を開かせたばかりがわたしの見頃。

風のない好天、花つきのよさを記録しようと三脚を立てる。(イ) 狭い場所とて、脚は据えにくい。据えたい一心で、枝や葉に、不用意に触れたくない。ありのままを捕らえたいのだ。

花数が多いからといって、ひとつの画面に数多く撮りこめばいいというわけにはいかない。画面に奥行きをもたせたい。ピントをどこにもってくるか、深度をどうするか。レンズは55ミリAFマイクロである。(ロ)

カメラを操作していると、なにかがこっちをみていることに気づいた。孵化したてのカマキリではないか!ヨシ、虫をアップしよう。虫に寄る。花に、レンズの咲き、パンボー、自分の手などが触れないよう気をつけながら、逃げられないよう静かに急いで。欲張ってはいけない。まず、撮れるところを押さえよう。とたんにカマキリは姿を消した。(ハ)

たくさんの花のなかから、一輪挿しにけられそうな花も葉もきれいなものを探す。(ニ) 脚を立てたいが、そこにはカバーをかぶったバイクが陣どっている。その上に立てるしかない。(ホ) いま被写体をみている目の位置にカメラを固定すべく、脚を据えること、ご覧のとおり。花の香りが強い。

ポイント


欲張ってはいけない。まず、撮れるところを押さえよう。


 

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