「いぼたのき」の花を撮ろうと、三脚を構えた。五月小満の頃白い花を咲かせる。ちょっといいにおいがする。樹皮にイボタロウムシが寄生することによりイボタノキといい、そのムシが分泌したろうは、家具のつやだしなどに使われる(牧野・新日本植物図鑑)。

はじめは花を撮ろうと思って105ミリレンズを向けた。しかし、ファインダーをとおしてみると、クモに気づいた。花にくる虫を狙(待)っているみたい。トラジマ模様の甲虫も目に付いた。レンズを向けなおす。さては蜜源でもあるな。虫達が寄ってくる。羽音の主は西洋ミツバチ。ハチを追ってルレームとピントを合わせていては間に合わない。置きピンにして、好機を待つほうがうまくいく確率は高いが、時間がかかる。ちなみに、最近あちこちに出没するドローン(DRONE)は、雄蜂のこと。これは働き蜂。

別の花穂に、小さなブンブンがきた。花としてみるには新鮮さが失われ、くたびれている。でも、白星の小型ブンブンは好んでそっちにしがみついている。咲き始めの、きれいな花より、蜜がたくさんあるのか?

動きの速いクロヤマアリか、やってきたが、ブンブンもアリも互いに嫌うことなくむしろ、こんにちわーしてるみたい。蜜?花粉?そとも花そのものを食べるのか、肉眼ではよくわからない。55ミリレンズに換え、等倍近くにする。なにをしているのだろう。

わからない、知らないことだらけのファインダー劇場、興味が尽きない。チャンスを待ち、構図維持に脚は必要不可欠。

ポイント


雲台のパン棒を、縦位置で撮ることを考えて、

レンズ側に向けていることに注目!!


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